2021/06/06 16:07

新型コロナの流行から1年以上が経ちました。
新型コロナが流行し始めて手洗いに気を使う人も多くなったのではないでしょうか?
かくゆう私もその中の一人で、コロナ流行前からトイレの後、食事の前と手は洗っていたものの、意識はしておらず洗えていたか?と問われればNoだった気がします。
意識して手を洗い始めると手を拭うハンカチ(当時はバンダナを使っていましたが)の濡れ具合が全然違います。そのハンカチをポケットに再度入れるんですが、ずっと濡れたままなんですよね…それがずっと気になっていました。
そこで、夏場はいつも使用している日本手ぬぐいを持ち歩くことにしたんですが、今度はサイズが大きくてポケットに入らない…どうしたものかと考え日本手ぬぐいを半分に切ってみたらとても私にはちょうどよく、スッと腑に落ちました。
日本手ぬぐいの魅力は何といってもその速乾性。
通常サイズの日本手ぬぐいでも硬めに絞った状態で干せば半日もしないでカラカラに乾いてしまします。
この理由の一つが手ぬぐいの両端をあえて縫製せず切りっぱなしになっている事です。両端を縫ってしまうと縫って生地が重なった部分に水分が溜まって乾きが遅くなるのです。
また、生地の端に汚れが溜まらないという利点もあるようですし、現代にはあまり関係ありませんが、応急処置で包帯や鼻緒などに裂いて使用できるからなんて理由もあるそうです。
しかし、上記の通り、通常の日本手ぬぐいは長さが90cm〜100cmとなっていて、畳んでもポケットやポーチに入れるとどうしてもかさばってしまうのです。
また、日本手ぬぐいというと多くの人が思い浮かべる通り和柄が中心です。最近ではおしゃれなモダンな和柄のものがたくさんありますが、やはり洋装文化が進んだ現代ではなかなか取り入れづらいですよね。
そこで、サイズを通常の半分にしてポケットやポーチに入れやすくし、もともと使っていたバンダナにヒントを得て、ヴィンテージのバンダナを参考に老若男女問わずに使えるような柄を手ぬぐいのサイズに書き起こしました。
染色にもこだわり、顔料でプリントするのではなく手捺染という技法を使用し、生地を染色することで、パリパリとした風合いではなく最初から手に吸い付くような触り心地を実現。
染色していることによって使い込むほどに少しづつ色が落ち、その人その人の色となっていきます。
1日何度も手を洗う事を考えると、サっと使えて、すぐ乾く。これがマストがと思います。
夏場に首にかけて使用するイメージの手ぬぐいから、1年中いつでもポケットやポーチにしのばせて使える手ぬぐいに。



====詳細====
Pattern: Paisley/Cross
Color: Red/Navy
Size: 約43cm x 約35cm
Price: ¥1,000(税込)
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